2014年 4月
神去村なあなあ日常 映画化記念 読書レビュー Ⅳ
2章の謎の全貌がいよいよ明らかになる章。つまりオオヤマヅミの大祭が行われる。
燃える山
このオオヤマヅミの大祭は圧巻。
山を大切にし、守り、そして自分たちの糧にしていく神去村の古来からの生き様が凝縮されたのがこの大祭である。
他所者の勇気を神事に参加させるか否かで対立する村人、
神去山の美しさ、
命懸けの祭りのダイナミックさが描かれている。
しかし、神去村の人たちは良くも悪くも田舎の人達。
人口が少なく、
村民―――いや、村民が飼っているペットですら皆周知。
村人相手には「なあなあ」で済ませられるが、
外の人間にはそうもいかない。
都会から来た勇気は紛れもない「異物」。
受け入れる人もいれば、拒否反応を示す人もいる。これは仕方がない。
作中でも、村外の人間の心ない仕打ちで村が大変な目に遭うシーンがある。
緑の雇用も、勇気のような若者は珍しい部類なのだ。
幸い中村林業の人たちは、
特にヨキは子供のような純粋さを持ち、
勇気を荒々しく歓迎し、
彼を一人前の林業家へと引っ張り上げ、
神去村の一員として面倒を見ている。
最近の若者が草食系と言われている昨今、これ位強引な方が良いのかもしれない。
事実、傍から見ればヨキの指導は楽しそうである。
当事者から見ればたまったものではないのだろうが。。。
続く
神去村なあなあ日常 映画化記念 読書レビュー Ⅲ
3月29日いってまいりました。東京ビックサイト ナイスさん主催 すてき耐震博2014年です。
こちらは会場でのワンショット!
WOOD JOB! ウッジョブ! 盛り上げっていますね。
東京は初夏リンリン、
3章 夏は情熱
神去村も夏へと変わり、勇気がすっかり林業従事者、神去村の一員となる姿が見えて安心する。都会へ思いを馳せ、隙あらば脱走しようと考えている青年ではなくなっていた。自然と、村の人たちの人柄が彼を成長させたのだろう。
夏の一大イベント夏祭りは近隣の村からも多く人が訪れる。
ウナギが川でうねり、捌かれるまでの様子は思わず腹が鳴る。
そして夏と言えば青春。
あの直紀と勇気は山太も交えるが一歩近付いた関係になる。
しかし、直紀の事を知れば知るほど、勇気の恋は遠いものとなって行く。
なぜだ、と勇気でなくとも思ってしまう。
『夏は情熱』
という章タイトルの通り、勇気の直紀への届かない熱意が夏の太陽のようにギラギラと(19歳の青年らしい劣情も含まれて)伝わって来る。
もう脱走しないと村人から信頼されているにも関わらず、お盆には横浜へ戻らなかった勇気。
林業の面白さに気付いた事もあろうが、少しでも直紀の近くにいたいという思いが、思春期の中学生のよう。
序盤は無気力かつ斜めに構えている部分が見えていたのだが、神去の自然と直紀の存在が彼を純粋にさせたのかもしれない。
物語は佳境へ、山にいくにも ちょうどいい季節がやってまいりましたね。
産地の天竜バスツアー企画も盛り上がって参ります。
ぜひ天竜のバスツアーの話しもふれてほしいですね。
さくら~ さくら~
さくら舞い散る中に忘れた記憶と 君の声が戻ってくる
吹き止まない春の風 あの頃のままで ~ケツメイシ さくら より~
いきなり歌でスタートしてしまいましたが(笑)
皆サマ、春の穏やかな日々をいかがお過ごしでしょうか?
ここ数日、満開のさくらを横目に鼻歌を歌いながら通勤しているMOKUZOです。
写真は天竜区船明にある船明ダムに隣接した運動公園横の並木道です。
染井吉野をはじめ約250本が並んでいます。
この時期、さくら情報と共に、多くの“さくら”にちなんだ曲が流れていますよね。
皆サマは“さくら”と聞いてどんな曲を思い浮かべますか?
森山直太郎さんの“さくら(独唱)”でしょうか?!
さくらを見ていると、四季を楽しめる日本人で良かったなぁとつくづく実感しますね。
さて、4月に入り各企業で新入社員がぞくぞくと入社していますが、
丸志木材も例外ではなく、初めての?!新入社員が入社致しました。
また次回、ご紹介させて頂きますが、とにかく若いです!!あたりまえですが・・・。
丸志木材は平均年齢が比較的?!高いので、これで少し下がりますかね(笑)
新生活は初めて事ばかりで、不安なこともあるかと思いますが、
一年かけて必死に咲いたさくらを見て、皆サマ癒されて下さいね。