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スタッフブログ

2014年

2014天竜美林バスツアー ②


いよいよバスは、伐採現場に向かいます。

腹ごしらえからの、下草刈り体験。

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地元水窪森林組合の自称伊藤英明(似)との紹介。伐倒していただきました。

 


2014天竜美林バスツアー ①


 

天竜へ向かいます

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快晴!快晴!

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ちょっと休憩
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見えてきました。

 

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かっこよかったので1枚

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


神去村なあなあ日常 映画化記念 読書レビュー Ⅴ


天竜バスツアーももりあがったようですね。

 

さてさてものがたりも 最終章に入ってまいりました。

 

5章 神去なあなあ日常

 終章では、もうすっかり林業家どころか神去村に馴染み一回り大きくなった勇気の姿がありありと目に浮かぶ。

林業の腕も、分厚くなった手のひらから物語られ、ヨキに対しての悪態は相変わらずだが、変に斜めになったりせずに、

尊敬の念が滲み出ている。

 

直紀との関係も、情熱はあるものの、ガツガツせずに山仕事のようにじっくり関係を育てて、それを楽しんでいるように見える。

林業は過酷な労働現場にも関わらず収入は不安定。

逆に言えば、きちんと経営戦略を立て、市場を見極める事ができれば高収入も夢ではない。

ただ、目下の問題は人手不足の一言に尽きる。日本全国には失業者やニートが溢れている現状を見ると、

勇気のように強引に放り込むのもアリではないかとすら思ってしまう。

 

勇気のような若者の方が現在は稀かもしれない。

その勇気ですら、神去村に定着する気は未定。

この先林業を生業として行くのも怪しい。

今の彼が都会へ戻ったとしても、逆に馴染めないか。

大木に囲まれた山の中と人と物が溢れかえる都会。

どちらが素晴らしいとかは判断できないが、帰省してもすぐに神去村を思う勇気は、きっとヨキに近い人間になっているだろう。

 

目的をもって林業に励み、神去村に居続けるのなら歓迎すべき。

何年も「なあなあ」で神去村にいるのであれば残念に思う。

 

20歳になる彼は、これからどう生き、どう考えて行くのだろうか。

林業を通して成長した若者は、きっと自分で考え、行動しているに違いない。

 

続編も出ているらしいので、勇気の成長を是非読みたい。

 公開一週目


何の木でしょう?


いつもお世話になっている水窪の小松屋製菓さんにお邪魔したところ、素敵なものを紹介して頂きました!

2014.5.16①   2014.05.16②
皆サマ、何の木か分かりますか?
ヒントはもちろん“小松屋製菓さん”です!笑
そう!これは栃の木です。
お花が咲いているのをわたくしは初めて見ました。
秋には栃の実ができるかな~。
花より団子なわたくしは、秋まで待ちきれませんので、
さっそく買わせて頂いたおやつを頂きます☆

 


神去村なあなあ日常 映画化記念 読書レビュー Ⅳ


2章の謎の全貌がいよいよ明らかになる章。つまりオオヤマヅミの大祭が行われる。

燃える山

このオオヤマヅミの大祭は圧巻。

山を大切にし、守り、そして自分たちの糧にしていく神去村の古来からの生き様が凝縮されたのがこの大祭である。

他所者の勇気を神事に参加させるか否かで対立する村人、

神去山の美しさ、

 

命懸けの祭りのダイナミックさが描かれている。

 

 しかし、神去村の人たちは良くも悪くも田舎の人達。

人口が少なく、

村民―――いや、村民が飼っているペットですら皆周知。

村人相手には「なあなあ」で済ませられるが、

外の人間にはそうもいかない。

 

都会から来た勇気は紛れもない「異物」。

受け入れる人もいれば、拒否反応を示す人もいる。これは仕方がない。

作中でも、村外の人間の心ない仕打ちで村が大変な目に遭うシーンがある。

緑の雇用も、勇気のような若者は珍しい部類なのだ。

 

 

幸い中村林業の人たちは、

特にヨキは子供のような純粋さを持ち、

勇気を荒々しく歓迎し、

彼を一人前の林業家へと引っ張り上げ、

神去村の一員として面倒を見ている。

最近の若者が草食系と言われている昨今、これ位強引な方が良いのかもしれない。

 

事実、傍から見ればヨキの指導は楽しそうである。

当事者から見ればたまったものではないのだろうが。。。

 

続く


神去村なあなあ日常 映画化記念 読書レビュー Ⅲ


3月29日いってまいりました。東京ビックサイト ナイスさん主催 すてき耐震博2014年です。

こちらは会場でのワンショット!

 

WOOD JOB!  ウッジョブ! 盛り上げっていますね。

 

 

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東京は初夏リンリン、

3章 夏は情熱

神去村も夏へと変わり、勇気がすっかり林業従事者、神去村の一員となる姿が見えて安心する。都会へ思いを馳せ、隙あらば脱走しようと考えている青年ではなくなっていた。自然と、村の人たちの人柄が彼を成長させたのだろう。

夏の一大イベント夏祭りは近隣の村からも多く人が訪れる。

ウナギが川でうねり、捌かれるまでの様子は思わず腹が鳴る。

そして夏と言えば青春。

あの直紀と勇気は山太も交えるが一歩近付いた関係になる。

しかし、直紀の事を知れば知るほど、勇気の恋は遠いものとなって行く。

なぜだ、と勇気でなくとも思ってしまう。

 

『夏は情熱』

 

 

という章タイトルの通り、勇気の直紀への届かない熱意が夏の太陽のようにギラギラと(19歳の青年らしい劣情も含まれて)伝わって来る。

もう脱走しないと村人から信頼されているにも関わらず、お盆には横浜へ戻らなかった勇気。

林業の面白さに気付いた事もあろうが、少しでも直紀の近くにいたいという思いが、思春期の中学生のよう。

 

序盤は無気力かつ斜めに構えている部分が見えていたのだが、神去の自然と直紀の存在が彼を純粋にさせたのかもしれない。

 

 

物語は佳境へ、山にいくにも ちょうどいい季節がやってまいりましたね。

 

産地の天竜バスツアー企画も盛り上がって参ります。

ぜひ天竜のバスツアーの話しもふれてほしいですね。


さくら~ さくら~ 


2014.4.1-2

さくら舞い散る中に忘れた記憶と 君の声が戻ってくる
吹き止まない春の風 あの頃のままで  ~ケツメイシ さくら より~

いきなり歌でスタートしてしまいましたが(笑)
皆サマ、春の穏やかな日々をいかがお過ごしでしょうか?
ここ数日、満開のさくらを横目に鼻歌を歌いながら通勤しているMOKUZOです。

写真は天竜区船明にある船明ダムに隣接した運動公園横の並木道です。
染井吉野をはじめ約250本が並んでいます。

この時期、さくら情報と共に、多くの“さくら”にちなんだ曲が流れていますよね。
皆サマは“さくら”と聞いてどんな曲を思い浮かべますか?
森山直太郎さんの“さくら(独唱)”でしょうか?!

さくらを見ていると、四季を楽しめる日本人で良かったなぁとつくづく実感しますね。

さて、4月に入り各企業で新入社員がぞくぞくと入社していますが、
丸志木材も例外ではなく、初めての?!新入社員が入社致しました。
また次回、ご紹介させて頂きますが、とにかく若いです!!あたりまえですが・・・。
丸志木材は平均年齢が比較的?!高いので、これで少し下がりますかね(笑)

新生活は初めて事ばかりで、不安なこともあるかと思いますが、
一年かけて必死に咲いたさくらを見て、皆サマ癒されて下さいね。

2014.4.1-3


神去村なあなあ日常 映画化記念 読書レビュー Ⅱ


今日は 第二章です。~ 神去の神さま~

私自身林学を学んでいた。とは言っても、この作中のような林業ではなく、樹木の病理や防風林の専攻だったのだが。それでも急勾配の山や大雨の中での作業を思い出し、また実家も神去村のような雰囲気なので読んでいて懐かしくもある。
一次産業全てに言える事だが、先祖代々のやり方をただ続けて行くだけでは通用しなくなっている。神去村は時代に置き去りにされた村に見えて、それでも林業を続ける地元の若手(田舎では40代も充分な若手)がいるのは、次代に繋ぐ経営をしている証拠だ。地ごしらえや間伐、伐採などはどれも山を守り、かつ木材を生産するのに重要な工程だ。
日本にとって必要な産業であり、大変な肉体労働であるのに収入は不安定。
それを承知で自然を相手にそれぞれの工程を得意とする職人が中村林業にはいる。
その中でも抜きん出て腕がいいのがヨキだ。ヨキは破天荒で、家庭を持った30代なのに言動はまるで中学生だが、腕の良さで誰からも一目置かれている。
そして、大地主たる清一が職人たちを主導しているのも大きい。
清一は三重西南部の大地主なのもあり、日本の山林の保護に一段と力を入れている。
実在の林業家達も、経営努力技術の研鑽を積み重ねているのだと窺える。
二章は読んでいるだけで体がむずむずしてしまう春先の杉山の花粉地獄から、
最初にイメージした神がかった描写が登場する。
清一の子山太が行方不明になり、村人たちは神隠しだと騒ぎ立てる。
折しも、その年は「オオヤマヅミさん」の大祭の年だと言う。
清一の子はオオヤマヅミさんが住むと言われている神去山で無事に見つかったが、
子供の足ではまず行けない山までどうやって来てしまったのか、
山太を連れて行った2人の女とは、オオヤマヅミさん、神去山。
その山へ入る時の男たちの禊。そして、勇気の淡い恋の相手の謎も惹き込ませる。
謎めいた女性直紀は美人であるが素っ気ない。
勇気が直紀への感情をどう決着付けるのかも見守っていきたい。

つづく


神去村なあなあ日常 映画化記念 読書レビュー 


一章 ヨキという名の男

あらすじを全く知らずにタイトルと各章名を見れば、閉鎖的な山奥の村の、神事的な小説をイメージするかもしれない。事実私もそうだった。蓋を、いや、ページをめくると三重県中西部にある山村での林業体験物語だ。ヨキという意味深な名前も、少し妙だが、主人公に林業を指導する日本人の名前だ。ちなみに、神去村は三重県の旧美杉村(現在は津市三杉町)をモデルにしているとか。(われわれの天竜も近いとか。)

目的もなく過ごし、高校卒業後の進路も全く決めずにいた平野勇気が、教師と母親に強引に林業後継者育成事業へと放り込まれる事から物語は始まる。
文体が一人称で展開され、読んでいると今どきの所謂ライトノベルを彷彿とさせ、18歳の少年にしてはいやに小難しい言葉や、斜めに構えた表現が気になっていた。また、いくら未成年とは言え、本人の同意もなく申し込むのは現代日本では通用しないのではないだろうか。それに、人知れず書き溜めていたノートを盾に脅されるのは、同じよう経験ある身には正直快くない。
しかし、都会で生まれ育ち、林業とは無縁だった青年の成長と林業や山村に対する理解の工程が細かな描写が、同じく林業とは無縁である読者を引き込ませている。高い木に昇ってチェーンソーで枝を払うシーンなどもありありと脳裏浮かぶ。無気力な若者だったが、若い分だけ体力もあり、吸収する能力も高い。国土のほとんどを山林で覆われているにも関わらず、林業従事者は減って行く一方の日本で、勇気を通して、日本の林業がどのように進んで行くのかを垣間見えるのだろうか。

つづく


春がすぐそこに・・・


皆サマ、日々いかがお過ごしでしょうか。
天竜区の山奥で日本三大人工美林の天竜スギに贅沢にも囲まれながら、
毎日毎日、杉花粉に苦しむMOKUZOです。

いや~今年もこの季節がやってきてしまいましたね。
昨年ついに!!我が身にもふりかかってきてしまった“花粉症”。
周りの人たちが毎年杉花粉に苦しむ姿を見て
「可哀そうに・・・。」
なんて余裕ぶっていた頃が懐かしい・・・。
発症から一年が経過した今年。
昨年のあれは実は気のせいだったのでは・・・?!と、
どこかで期待していたのも空しく、今年も日々息苦しく過ごしております。
この辛さを分かち合える多くの皆サマ、鼻をムズムズさせながら必死に乗り切りましょう!!

さて、杉花粉が飛び始めたという事でだいぶ暖かい日も増え、春の訪れを感じられる季節となりました。
わたくしも一足早く春を満喫しに“伊豆河津桜まつり”に行ってまいりました。
道中の天城超えはまだ道路わきに雪が残り、浜松に比べて気温も低かったのですが、
天城トンネルを抜けると直に桜がちらほらと見えはじめました。
当日はあいにくの雨でしたが、桜まつりの会場はカラフルな傘が重なりあうように多くのお客サマで賑わっておりました。

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鮮やかな濃い桃色の花びらは、普段目にする事の多かった薄い桃色の柔らかな印象とはまた違った存在感がありました。
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桜のトンネルなんてステキです☆
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菜の花もキレイに咲いていました☆
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来年は、是非晴れた日の夜のライトアップを見にお邪魔したいなと思うMOKUZOでした。
皆サマも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 


天竜材のこと、木材の仕入れのこと、国産材の家づくりのことなど、どなたでもお気軽に