2016年 3月5日
金物工法プレカット
全国的に春めいてきました。
天竜の製材工場にはウグイスがやってきました。
朝一から鳴いているのですが、
「ほーほけきょ♪」
ではなく、
「ほーっきょ!」
「きょっきょけっ」
とか、まだ若いウグイスなのかあまり上手ではありません。
そんな天竜の春を楽しんでいる桧四十郎です。
皆様お元気ですか。
今回、東京の物件で「金物工法プレカット」を取り扱わせていただきました。
自分自身も初めてですが、こちら製材工場でも初めてだったそうです。
通常、桁や梁や柱にホゾをつけて組み合わせていく形が通常のプレカットですが、
金物工法はホゾなどの代わりに専用の金具をつけて組み合わせていきます。
上の写真の通り、プレカットに金具が取り付けられています。
金具に対してはスリットとボルト穴が開いていて、
はめ込んで組み合わせていきます。
通常のプレカット材より金具分嵩が増すので、
一棟分が
こんな感じに高く積まれます。迫力があります。
なんとなく金具が黒いので和箪笥みたいな感じもします。
この材も来週には東京へ。立派な家になることを願いつつ送り出します。
この家の木工事が終わるころには、
天竜の若いウグイスも立派に「ほーほけきょ」と鳴いてくれる筈です。
最後までお読みいただきありがとうございました。