2016年
地元の大工さん
皆サマ、こんにちは!
新緑が目にしみるこの頃、いかがお過ごしでしょうか?
工場内もあっという間に一面緑に覆われ、
自然の生命力を感じつつ、草刈りの計画を立てるMOKUZOです。
さて、佐久間町のとあるお宅で、
和室の下地張替え工事がありました。
こちらのお宅、築100年以上の古民家でございます。
柱はツガ、梁は杉を使用しています。
作業をしているのは、
地元のベテランI大工さん。
会うたびに釣りの話で盛り上がるI大工さんですが、
実はわたくし、作業現場を見るのは初めてでございました。
新築と違い、リフォームは開けてみないと様子が分かりません。
今回も開けてビックリ!!
こんなに大きな杉の大引が入っていました。
状況に応じて、必要な材を確認し加工を施していく訳ですが、
これがまあ、何とも手際の良いこと。
当たり前だと怒られそうですが(笑)
改めて間近で作業を見ていると、本当に惚れ惚れしてしまいます。
お施主さまも張り切ってお手伝い。
ん・・・?!見覚えのある方ですかねぇ・・・。(笑)
そして根太の上に荒床を張っていきます。
この後、畳を入れ直して無事完成したそうです。
暑い中の作業、お疲れ様でございました!!
ウッドプロさんに下見にいってきました
考える種を蒔く人 1 『TURN harajuku』 2016.5.13(金)
古民家再生中
目に青葉山ホトトギス初ガツオ
もっぱら最後の初ガツオだけにとらわれる檜四十郎です。
皆さまお元気でしょうか?
今回は、新緑の生える茶畑の多い掛川からお送りします。
いつもお世話になっている植山建築様の現場。
掛川のD様邸です。こちらは中庭側ですが、かなりの大きさの古民家です。
今、母屋の再生中です。古い材を解体しながら、交換する場所だけ新しい材を入れていきます。
古い柱・梁と入れ替えた物が混在しています。
こちらは立派な太鼓梁。古民家の良い部分を残しつつ、住みよい家に再生していくわけです。
弊社の材もこのように搬入。訪問する度に出来上がっていく様は楽しいばかりです。
引き続き、進捗をご報告したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
第3回丸志木材school「これからの建築勉強会」開催!
日時 2016年5月25日(水) 13:00~16:00(12:45開場)
場所 レインボー倉庫3(下北沢) 東京都世田谷区北沢2-19-5 3F
※お車の方はお近くのコインPをご利用ください
定員 15名
参加費 2,000円
お申し込みは下記のPDFファイルをダウンロード(画像を右クリックし「別名で保存」で任意の場所に保存してください)してFAXでお申し込みになるか、
弊社担当小川までご連絡ください。
TEL:042-391-2434 FAX:042-391-1951
合唱劇『カネト』水窪公演
皆サマ、こんにちは!
心地よい春風を通り越し、
夏を匂わせるような熱気も感じる今日この頃、
いかがお過ごしでしょうか?
さて、休み明けに髪を切り若返りに成功した?!
とある従業員がポスターをもらってきました。
皆サマは『川村カネト(カ子ト)氏』をご存知でしょうか?
ここ佐久間・水窪間を含む、飯田線の前身「三信鉄道」
その最大の難工事に挑んだアイヌ人の測量技師です。
自然の厳しさ、人種差別と闘いながら
命をかけて鉄道をつないだ
彼の生涯を題材とした合唱劇だそうです。
先日、人生初の飯田線に乗車したばかりのわたくし。
カネト氏を始め、たくさんの人達の努力と信念があったからこそ
見ることの出来た風景だったんだなと改めて考えさせられます。
若干、若返ったであろう従業員と一緒に?!笑
是非とも見に行きたいと思うMOKUZOなのでした!!
八重桜の開花
皆サマ、こんにちは!
木々もすっかり芽吹き、新緑の葉が茂る季節となりましたが、
いかがお過ごしでしょうか?
さて、4月の初めにブログで紹介させて頂きました、
丸志木材製材工場の八重桜もやっと開花いたしました。
この八重咲きの桜は、
調べたところ“関山”という品種のようです。
大輪の花は濃い桃色で、
山桜とはまた違った見応えがあります。
また一年後に見られる事を楽しみに・・・。
そして来年こそはみんなでお花見がしたいMOKUZOなのでした!!
ZEHを知ろう…何?
最近住宅関連のニュースなどで、「ZEH」という言葉をよく見聞きしませんか?
あるいは、総合住宅展示場に行ってみると、「ZEH」と大書きされた垂れ幕やのぼりが数多くあるのをみかけたことはないでしょうか。そもそも、これはなんと読むのでしょう?「Net Zero Energy House」の頭文字を取って、 「ZEH」=「ゼッチ」と読みます。意味は、そのまま直訳すると、「正味、エネルギーがゼロの家」となります。
通常は、ZEH、またはゼロエネハウスなどと言われるので誤解されそうですが、 全くエネルギーを使わない家、という意味ではありません。 「Net Zero」 = 「正味ゼロ」ですから、エアコンや、給湯、照明などでエネルギーは使うのですが、 その使った分を自分で創ったエネルギー(創エネルギー)で補える家、ということなのです。
国の施策として、「エネルギー基本計画」(2014 年4月閣議決定)では、 「住宅については、2020 年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の実現を目指す」とする政策目標が設定されています。うーん、でもなんだか、よくわかりません (^^;)A 平たく言うと、2020年までに新築住宅の半分、2030年までには、普通の新築住宅のほとんどがこのZEHで建てられるようになることを目指している、ということのようです。
家は一度建てたら、住む人だけではなく、「社会のインフラ」として、エネルギー面でも社会にインパクトを与えていくわけですから、これからの地球環境保護に貢献できる家づくりとして、「ネット・ゼロ・エネルギー」な家をつくっていくことはとても大事なことだと思います。 それでは、具体的にZEHとはどのような家なのでしょうか。
少しかたい話が続きますが、ZEHロードマップ検討委員会(経済産業省)の「とりまとめ」(平成27年12月)によると、ZEHとは、
「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」と定義されています。 うーん、やっぱりなんだか、よくわかりませんよね? (;^_^A
ここに「ZEH」のイメージを図があります。
出所:平成26年度補正 住宅・ビルの革新的省エネルギー技術導入促進事業費補助金(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業) この図を見ながら、整理してみましょう。
① まず、壁や窓がしっかりとした断熱性能を持っている家であること。 ② 次に高効率エアコン、省エネ(熱交換型)換気設備や、LED照明などの、エネルギー効率の高い(省エネ)設備類を設置して年間の消費エネルギーを削減すること。 ③ そして、最後に太陽光発電やエネファームなどの、家で電気をつくれる(創エネ)設備類を設置して、②で使うエネルギーより大きなエネルギーをつくりだすこと。
なるほど。これができれば、エアコンや給湯でエネルギーは使うけれど、年間でトータルすると消費エネルギーを創エネルギーで相殺して、実質(正味)エネルギーがゼロの家となるわけですね。 (注:ZEHの定義上の消費エネルギーとは、冷暖房、給湯、照明に使われるエネルギーのことで、テレビや冷蔵庫、掃除機などの家電で使うエネルギーは、含まれていません。)
①の断熱性能は、家そのものの話ですが、②と③は、設備メーカーの最先端技術製品を家にとりつける、というものです。 ここでちょっと考えたいのは、今の「最先端技術」は4年後には最先端ではなくなっている可能性があるということです。 2020年に新築住宅の少なくとも半分をZEHにするという国の施策がある、ということは、これらの最先端設備はものすごく需要が伸び、各設備メーカーはこぞって性能、価格を競うでしょう。これからもっと性能も価格も進化した、最先端な製品が出てくることが十分予想されます。 しかし、「断熱性能」は、断熱材として使える素材はすでに出揃っていて、素材ごとに特徴はあるものの、「新しい/古い」はほぼありません。そして、壁や窓などの断熱性能は家を建てるときに素材・性能を決定しないと、後からの変更はほとんどできません。 これから家を建てる場合、ZEHであることは、とても重要なことですが、まだまだ進化しそうな②、③の設備類を優先して導入するよりも、上の図からも判るように、ZEHであるために非常に重要で、かつ建てた後からは変えられない、①の「断熱性能」を最優先すべき、ということが見えてきます。 もっというと、すでに建っている家でも、しっかりとした断熱性能などの基本技術、設計により消費エネルギーを抑えられている家であれば、これから最先端の太陽光発電パネルを載せれば、「ZEH」にできる、ということなのです。 逆に言うと、断熱性能が弱い既存住宅をZEHにするには、かなり大きな太陽光発電パネルが必要であり、そのような大きなパネルが屋根に乗り切らなければ、後からZEHにすることはできないということです。
無印良品さんがわかりやすくまとめてくださっていますので引用させていただきました。
快適性と省エネ性能を家そのもので両立させる家づくりはどのようにしていくのか 考えていきたいとおもいます。
2016/4/15(金)『TURN harajuku』グランドオープン
2016/4/15(金)『TURN harajuku』グランドオープン
2016/4/15(金)にクリエイター向けのコワーキングスペース「TURN harajuku」がグランドオープン
オープン当日は10:30~18:00の間、自由に入退場。
場所は原宿駅または明治神宮前駅からすぐ!
ワークスペースをお探しのデザイナー、編集者、イラストレーター、カメラマンの皆さん、是非お越しください。
というわけで参加させていただきました。
お披露目会についで2度目の訪問となりました
「経営に効くブランディングデザインの考え方と実例」
それからデザイン佐野社長の講演がありました
マーケティング_広告のデザイン
ブランディング_価値のデザイン ←こちらが重要◎
CASE1 ゆたか建設様の事例
地域工務店の抱える課題
・・・「自然素材の家 埼玉」とキーワード検索するとレッドオーシャン状態
なかでも際立つ価値を作ることで成功(ゆたか建設さまにあるもの)
・なんちゃって系ではない本物志向
・家というハードを⇒木に囲まれた生活というスタイルの提案に
・施主(顧客)との良好な関係
⇒どのような取り組みをしたか:ワークショップ(取材・撮影)
①コーポレートネームの変更をした
②コンセプトをきめたWoody Days
③CI/VI Webデザイン、ロゴ、名刺、レターセットの作成
④オウンドメディア_目玉のコンテンツ
⇒どう経営に効いたのか
①客単価の向上
②採用力の向上
③顧客のファン化
④コミュニティーの形成
∴会社や技術が劇的にかわったわけではなく
「見せ方、伝え方」がかわった
CASE2 スノードロップ:共同墓、樹木葬の会社
日本の抱える問題
・・・「超高齢化社会」無縁化、墓の不法投棄、墓の墓
⇒人生の締めくくりも自分らしくありたい。
シキイをさげて寄り添う姿勢をうちだす
⇒商品のデザイン
共同墓ごとのネーミング
「風薫る共同墓 ハーブな丘」
※ハーブな絨毯が一面敷かれて
⇒手にとりやすいパンフレット
「女性たちの共同墓 なでしこ」
※ガラスのモニュメント
⇒どう経営に効いたか
①NPOへの入会者、賛助会員増加
②生前予約が増えた
③人生の締めくくり方の概念の提案
④メディアからの取材増加
CASE3 エフエス:町工場で創業70年
若い世代で町工場日本の抱える問題
・・・「超高齢化社会」無縁化、墓の不法投棄、墓の墓
※エフエスの価値
・20〜30代が多い、ベテランも多い
・社長が面白い
・社員が元気
⇒度重なるヒアリング
①コンセプト設定
②ネーミング/コピーライティング
③座談会_業界の未来を熱く語る
④VI(Webデザイン)
⇒「エフエスの使命はニッポンのものづくりに明るい光をもたらすこと」
・「社長のあいさつページを「社長の薫陶」として
・新規顧客の増加
・採用力の向上
・インナーブランディング、社内の活性化
・同業他社からの注目
☆Webブランディング
ブランド戦略型ウェブサイト
①FOCUS
②CONTENTS
③SPREAD
ターゲットを明確にすることで 一石X鳥にもなる
⇒Webブランディング導入の最大の前提条件
①経営者のデザインに対する理解
②デザイナーの経営に対する理解
③双方の情熱と愛 ←双方の理解がだいじ
第1部は以上通りでした。
30名は超えていらっしゃったとおもいます
ブランディング力アップとコワーキングスペースの可能性を肌でかんじ考えさせられました
丸志木材グループ全体として・・・
東京支店として・・・
次回5/13(金)もうかがいたいとおもいます。
企業ブランドデザイナー それからデザイン 佐野社長様ありがとうございました
山林現場実踏
今日は雨の日です。
年齢の違うスタッフ複数に「雨の曲といえば?」
と問いかけたら、
スタッフA「森高千里の『雨』ですかね」
スタッフB「…雨の慕情ですかね」
と返ってきました。
自分は稲垣潤一の「ドラマティックレイン」と答えたら
「いやー雨の慕情の方でしょー」と突っ込まれました。
いずれにしても昭和な檜四十郎です。
皆様お元気でしょうか?
さて、明後日は弊社恒例の「天竜美林ツアー」が開催されます。
お客様に天竜の山林と製材工場をご覧になっていただくイベントです。
2日目には山林現場で植林体験をしていただくのですが、
その現場がこちら。先日実踏に行ってきました。
なかなか景色の良いところです。
スタッフが当日の打ち合わせをしています。
(一人波止場の雰囲気を出していますがご愛敬)
桜を愛でているのは、工場長です(笑)
立派なトイレも完備されています。
準備は万端。あと心配なのは天気だけ。
今日は雨ですが、
ミスチルだったら「雨のち晴れ」ということで、
晴れの天気を期待したいところです。
(無理に平成っぽくしてみました)
最後までお読みいただきありがとうございました。