神去村なあなあ日常 映画化記念 読書レビュー Ⅲ
3月29日いってまいりました。東京ビックサイト ナイスさん主催 すてき耐震博2014年です。
こちらは会場でのワンショット!
WOOD JOB! ウッジョブ! 盛り上げっていますね。
東京は初夏リンリン、
3章 夏は情熱
神去村も夏へと変わり、勇気がすっかり林業従事者、神去村の一員となる姿が見えて安心する。都会へ思いを馳せ、隙あらば脱走しようと考えている青年ではなくなっていた。自然と、村の人たちの人柄が彼を成長させたのだろう。
夏の一大イベント夏祭りは近隣の村からも多く人が訪れる。
ウナギが川でうねり、捌かれるまでの様子は思わず腹が鳴る。
そして夏と言えば青春。
あの直紀と勇気は山太も交えるが一歩近付いた関係になる。
しかし、直紀の事を知れば知るほど、勇気の恋は遠いものとなって行く。
なぜだ、と勇気でなくとも思ってしまう。
『夏は情熱』
という章タイトルの通り、勇気の直紀への届かない熱意が夏の太陽のようにギラギラと(19歳の青年らしい劣情も含まれて)伝わって来る。
もう脱走しないと村人から信頼されているにも関わらず、お盆には横浜へ戻らなかった勇気。
林業の面白さに気付いた事もあろうが、少しでも直紀の近くにいたいという思いが、思春期の中学生のよう。
序盤は無気力かつ斜めに構えている部分が見えていたのだが、神去の自然と直紀の存在が彼を純粋にさせたのかもしれない。
物語は佳境へ、山にいくにも ちょうどいい季節がやってまいりましたね。
産地の天竜バスツアー企画も盛り上がって参ります。
ぜひ天竜のバスツアーの話しもふれてほしいですね。